【コラム③】 「伝える」と「伝わる」の違いとは?(7月27日更新)
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杉並区広報専門監として、現役で自治体広報に携わる谷浩明が、 広報や情報発信について日々考えていることをお伝えします。
ここで質問です。 「伝える」と「伝わる」の違いは、何でしょうか。
「伝える」とは、どのような状態なのか。 「伝わる」とは、どういうことなのか。
住民に情報を届ける方法を考えるうえで、
この二つの違いを知っておくことは、とても重要です。
一度、整理してみましょう。
ーーーーーー 【伝える】 情報の送り手である自治体が、 受け手である住民に向けて情報を発信した状態です。
ただし、情報を発信しただけでは、
・住民が情報を受け取ったのか ・内容を読んでもらえたのか ・意図したとおりに理解されたのか ・必要な行動につながったのか
までは分かりません。 ーーーーーー 【伝わる】 自治体が発信した情報を住民が受け取り、その内容を正しく理解できた状態です。
さらに、手続きや申請、イベントへの参加、災害への備えなど、 住民にしてほしいことがある場合には、 必要な行動につながるところまで考える必要があります。 ーーーーーー 自治体がホームページや広報紙、SNSなどに情報を掲載したとしても、 それだけで「伝わった」とはいえないのです。 つまり、「伝わる広報」とは、単に情報を発信することではありません。
誰に、何を、なぜ伝えるのか。 どのような方法で届けるのか。 読んだ人に、どのように理解し、行動してほしいのか。
そこまで設計して、初めて「伝わる」可能性が高まります。 10年以上、自治体広報の現場に携わる中で感じるのは、 多くの自治体が「伝える」ことには、しっかり取り組んでいるということです。
一方で、発信した情報が住民に届き、 正しく理解され、必要な行動につながる「伝わる」ところまでには、 まだ改善の余地があると考えています。
情報を掲載することが、広報のゴールではありません。
大切なのは、その情報を必要としている住民に届き、
理解され、役立ててもらうことです。
私が実施している自治体向け広報研修でも、
「自治体の情報を住民に伝わるものにするには、 どうすればよいのか」という視点を基本に、 情報の整理方法や文章の組み立て方、 発信手段の選び方などをお伝えしています。 合同会社MACARONでは、 杉並区広報専門監として現役で自治体広報に携わる谷浩明が、
自治体向け広報研修やAI時代の情報発信支援を行っています。
ご興味がありましたら
お気軽にお問い合わせください。
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