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【コラム⑨】 チラシデザインは「つくる前」が一番大切【9/28更新】

14 時間前
読了時間: 3分

杉並区広報専門監として現役で自治体広報に携わる谷浩明が、 広報・情報発信について考えていることをお伝えします。 自治体やNPO向けのチラシ研修というと、

「色は何色くらい使えばいいのか」 「どんな書体を使えばいいのか」 「見やすいレイアウトとは何か」

といった、デザインのテクニックを学ぶイメージがあるかもしれません。

もちろん、それらも大切です。

実際、色数を抑えること、書体を使い過ぎないこと、余白を意識すること、 情報を区切ることなどは、見やすいチラシをつくるための基本です。    

これはデザイナーとして30年近く仕事をしてきた経験からも、 大切なことだと感じています。

しかし私は、 自治体やNPOがつくるチラシデザインで一番大切なのは、 「つくり始める前」に何を考えるか

だと思っています。

これは自治体やNPOに限った話ではありません。

デザイナーも何かをつくるときには、 いきなりPCを使って手を動かすのではなく、 多くの時間を使ってアイデアやコンセプトを考えます。

「段取り八分、仕事二分」という言葉があるように、 実際に手を動かす前の準備が、その後の仕上がりを大きく左右します。

チラシづくりも同じです。

つくる前に、まず考えたいのは、

誰に伝えたいのか。 情報発信の目的は何か。 何を伝えるのか。 その人にどうしてほしいのか。

そして、

どのような手段で伝えるのか。 住民との情報の接点はどこにあるのか。 相手にとっての “良いこと” や “利点“ は何か。

までを考えておくということです。  

いきなりレイアウトを考えるのではなく、 まずチラシに載せる情報を整理する。 そのあとにレイアウトを考える。 そして、そのレイアウトを手書きで書いてみる。

という順番です。 

自治体やNPOのチラシには、 事業名、日時、場所、対象、内容、申込方法、問い合わせ先など、 どうしても多くの情報を載せたくなります。

そして自治体やNPO側からすると、どれも必要な情報に見えます。

しかし、受け手から見たときに、そのすべてが同じ重要度とは限りません。

むしろ、

「このチラシは自分に関係がある」

つまり、 おもしろそう!行ってみたい!役立つかも!勉強になりそう! など受け手がチラシを見た時に思ってもらわなければ、 その先の情報を読んでもらえない可能性があります。 だからこそ、チラシをつくり始める前に、 誰に届けたいのか、 何を伝えたいのか、 そしてその人にどうしてほしいのか、 を整理しておくことが大切です。

まず目指したいのは、「伝わるチラシ」をつくれるようになること。  

そのうえで、色や書体、レイアウトなどのデザインにもこだわってみる。

「かっこいいチラシ」をつくることが先ではありません。

どれだけデザインが整っていても、 必要な人に内容が伝わらなければ、チラシ本来の役割を果たせないからです。

伝わるチラシは、PCを開いてからつくり始めるのではありません。 その前の「考える時間」から、すでにチラシづくりは始まっています。 合同会社MACARONでは、 杉並区広報専門監として現役で自治体広報に携わる谷浩明が、

自治体向け広報研修やAI時代の情報発信支援を行っています。



ご相談から研修・助言まで、谷浩明本人が対応します。 ご興味がありましたら

お気軽にお問い合わせください。


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◯広報研修をお考えの自治体のみなさまへ

自治体向け広報デザイン講座の詳細はこちら

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